ちょっと小ぶりの、シンプルなローテーブルです。
ホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました。

何気なく見えますが、全体寸法は　1095×530×375（高）　と極めて半端なサイズです。
実は、これには隠された深い意味があるのです（意味深）

机下には、手持ちのとある機器を置きたいとのご要望で、脚間の寸法や、天板下の幕板の厚みなどはそれが入るようにミリ単位で細かく調整いたしました。

また、外形寸法　1095×530×375　をすべて足すと、ちょうど2000ミリ。
これが大変重要な意味を持つのです（意味深　その2）

実は、家具の移送料金は三辺の合計サイズで決まります。
そして、2000ミリはちょうど料金ランク境界線の数値なのです。

これを1ミリでも超えると、料金が数千円単位で上がってしまうという恐ろしい事実があります
　イヤ〜

このため、料金が上がらない、ギリギリまで寸法を広げようという画策をお客様と練り、このような寸法に落ち着いた次第なのです。

まさに、手作り家具だからこそ可能な、アクロバティック的発想です。
（輸送屋さん、苦笑い）

着荷後にいただいた連絡では、机下に置く機器類も、無事収まったとのこと。
計算通りではありますが、安心しました。


このように、手作り家具は数ミリ単位で寸法指定可能です。
市販の家具では、帯に短し襷に長し　とお悩みの方・・・ぜひご相談くださいませ。