キッチンカウンター
素材  : パイン
サイズ : 2550×490×850(高)
仕上  : オイル仕上げ
大きすぎて、写真に入りきれませんでした (このあたりが、アマチュアカメラマンの悲しいところ・・・)

キッチンカウンターです。  
ホームページをご覧になられてお問い合わせをいただきました。  新築中の自宅にキッチンカウンターを置きたいのだけれど、とのご相談でした。   幸いご近所でしたので、門司港アート村へおいでいただいたり、建築中のお宅へお邪魔したりしながら打ち合わせをさせていただきました。

設置場所は対面式キッチンの後ろ側です。 長さは2.5メートルほど・・・かなりの長さです。  これはなかなか重厚なものができるゾ・・・ 期待が膨らみました。

打ち合わせの結果、左側に食器類を収納する引出し、中央には米びつ収納の板扉を設置することに決定。  右側はオープンラック形式としました。  

Simple wood working
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悩んだのが、炊飯器、電子レンジを置くスペースです。
無垢材仕様のため、できるだけ湿気や熱は避けたいところ・・・炊飯器から出る蒸気や、レンジ周囲の放熱が気にかかります。

お客様も、花を扱うお仕事をされているため、そのあたりの懸念は十分理解しておられます。  一緒に「あ〜でもない、こ〜でもない」と意見交換をしながら、徐々に構造や寸法を絞り込んでいきました。  このあたりが、注文家具の楽しいところですね♪

結果、炊飯器を乗せる専用のスライド棚を設けることにしました。  写真のように、炊いている最中のみ手前に引き出して蒸気を避ける仕組みです。  また、レンジの放熱を逃がすために、棚は低めに設定して、周囲に十分スペースをとるオープンラックとしました。
炊飯器専用スライド棚 
取っ手はウォールナット、コントラストが綺麗です
カウンター高さは85センチ、キッチントップと同じ高さです。  料理もスムーズに進むことでしょう。

ご新居は、概観も含め、アメリカ西海岸のサンタフェスタイルを思わせるような瀟洒な佇まいです。 そのイメージにあわせて、ファンシー系(かわいい系)ではない、クラシックなイメージのカントリーといったデザインにしてみました。 

パインは好きだけど、カントリーはどうも・・! と思われている皆様、ここ、大事なポイントです


ご覧の通り、直線を基調としたシンプルなラインがお部屋の雰囲気によく合います。

これから使い込んで、5年後、10年後、もっともっと味の出る家具に成長することでしょう。

思う存分腕を振るわれて、おいしい料理をたくさん作ってください。
長さ2.5メートルの長いカウンター
天板厚みは40ミリ ・・・  重厚です
ありがとうございました。

うわぁ〜 だいぶ色が変わって、落ち着いてきましたね。 年輪に沿った色の差もはっきりしてきて自然のデザインがきれいですね。

白い調度品、ガラスなどとも良くマッチしてとても素敵な空間です。 いいな〜!

嫁に出した娘に久しぶりに会ったような感じです。 これからもご愛顧いただきますようお願いします。
1年経って、
良い感じに色も変わってきて、真新しい感じから、
しっくりなじんだ感じになりました。
(画像ではわかりにくいですが、かなり色変わりました!)

新しいときより今の方が良いのが無垢の家具の良さですね。
それを実感しています。これからが楽しみです。

考えて作っただけあって、使い勝手もやっぱり良いです。
食器の引き出し収納は思ったよりずっと使い勝手が良かったです。
設置一年後の写真を送っていただきました♪