丸い掛け時計です。

新築されたご友人への贈り物としてご依頼をいただきました。

工房にてあれこれと打ち合わせをさせていただいたのですが、シンプルな中にも存在感があり、またそれでいてお部屋によくマッチして周囲と調和するもの・・など、あ〜でもない、こ〜でもないと言いながらデザインを決めていきました。

木で時計を作る場合、特別のデザインをする必要はありません。
というのも、木目が天然の最上のデザインでありますので、それだけで十分に存在感があるものなのです。

メイプルを丸く切り取り、縁を丸く面取りすることでやわらかな印象になり、また立体感もより際立ってきます。

文字符はこれまたシンプルに4点だけ。
ウォールナットの埋木で作りました。

針にはちょっと遊び心で、このような形を選択。
これがよいアクセントとなります。

シンプルで、存在感があり、周囲に調和する・・・
う〜ん、いい感じに仕上がったように思います（自画自賛）