本棚
素材 : パイン集成材 シナ合板
仕上 : オイル仕上げ
サイズ : 1350×360×1800(高さ)

Simple wood working
ホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました。

マンションの一室を収納スペースとして使っており、そこに本棚を、とのご要望でした。

ご希望のサイズがかなり大きなものであったため、お宅へお邪魔し、実際のお部屋を見せていただきながらのご相談となりました。

許容スペース内で、できるだけ本がたくさん入るように寸法、構造をつめていきました。

搬入するための間口が狭いこと、また、別の部屋への移動、あるいは将来的な引越しの可能性まで視野に入れて二分割構造とし、各々独立して使うことができるようにしました。

可動棚の位置調節は、20ミリピッチで、本のサイズに合わせて細やかに調節できるようにしています。
搬入後は全体像を撮ることができませんので、工房での撮影です
実は可動棚は14枚あり、固定棚と合わせて20棚分の収納スペースがあります
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下には書類やこまごましたものを収納するための引き出しと、開き扉を設けました。  A4のクリアファイルが入るようにとのご要望で、そのサイズに合わせて設計しました。

また、狭い収納スペース内で邪魔にならないよう、引出し、開き扉共に取っ手は設けず、引き出しは下に、開き扉は上に手係りを彫りこんで、ここに手をかけて出し入れができるように配慮しました。

軽量化、コストを考慮し、本体はパイン集成材、裏板はシナ合板を用いています。  

身長より高い大きな本棚です。  たくさんの本が入りそうですね。