素材　　：　パイン　パイン集成材
サイズ　：　1800×600×800（高さ）
仕上　　：　オイル+ウレタン仕上げ

とても大きなベンチです。　　大人がごろっと横になることができます。
実は、これは医院の待合室用のベンチなのです。

展示会においでになられた際に、ご相談をいただきました。　　新しく医院を開業するに当たって、待合室の椅子を本物の木で誂えたいとのことでした。

お話を聞いて現場に伺ったときは、ちょうど内装工事を行っている最中でした。　　見ると、床は桜、壁は檜、柱は杉という具合で、全体が木に包まれた感じ・・・・これ、本当に医院なの？？　　というのが第一印象でした。

待合室は全部で20人ほどがゆっくりと過ごせる広さがあり、太陽の間接光が差し込む空間は快適そのものです。

なるほど、この空間にプラスチックなどは無粋と言うものです。　　気合が入りました。

明るい空間に映えるように、素材はパイン材を用いました。　　デザインはアメリカの片田舎にありそうな、昔の映画などで、おばあちゃんがボーっと座ってそうな　・・・　そんなイメージで仕上げてみました。　　シンプルカントリーと、勝手に名付けております。

座面の奥行きもたっぷりとってますので、ゆっくりとくつろぐことができます。

待合室全景です。
真ん中には、背もたれなしのスツールを置きました。

天井までの高さは、ナント8メートルもあります。　　壁は白く、絵を飾るとまるでギャラリーです。　　　木に包まれたこんな医院なら、病気になりたい・・・・って、半分ホント。

診療科目は「内科、外科、リハビリテーション科」とのことです。　　お近くの方、是非ご見学に・・・いや、受診に行かれてください。　　（場所をご希望の方は、木工房シンプルまでお問い合わせください）